廣田です。
両足の四頭筋(太ももの前の筋肉)と左アキレス腱が痛いですw
今日明日の営業中は面白い動きになってます・・・
さて、初めてのウルトラマラソンに参加してきました!
「飛騨高山ウルトラマラソン」という大会です。
http://www.r-wellness.com/takayama/
ウルトラマラソンとは字のごとくマラソンを「超」える距離を走るマラソンです。
42.195kmをわずかでも超えればウルトラなので、50kmの大会もあります。
でもウルトラと言えば一番多いのが100kmなんです。
100km。
四日市ICから豊川ICまでの距離です。
走るといえば24時間テレビの100kmマラソンが有名ですね。
今年はDAIGOさんが走られるようで。
高山ウルトラも100kmがメインなのですが、今回僕がエントリーしたのは71kmです・・・
初めてなのでちょっと控え目にしました。
でも岡崎ICくらいまではありますからね?
三重県で説明すると100kmで伊勢ICちょい超え、71kmで勢和多気JCT手前辺り。
四日市駅から伊勢市駅まで下道で・・・もうええわっ!
まぁそんな感じの距離です。イメージしていただけたでしょうか?
前置きが長くなりましたが、レースの模様を綴っていきますね。
6日(土)の午後の診察をお休みさせていただき、高山ビッグアリーナへ向かいました。
今回は休診の告知が遅れてしまい、多数の患者さんにご迷惑をおかけしても申し訳ありませんでした。
会場
アリーナで受付をして、レース説明会を聞くことに。
こういう説明会を聞くのも初めてでしたが、聞いといて良かったですね。
コース上の注意点とか、
コースの高低図の説明とか、
制限までのペースとかも分かりやすく教えていただけました。
ある程度の予備知識があると気持ちの準備ができますからね♪
しかし実際目で見ないと分からないこともあります。
説明会終了後、一番の難関である坂道を車で試走しに行ってみました。
これは本当にしておいてよかったです!
説明会ではおそらくわざと「さらっと」流した坂道がとんでもなかった・・・
事前に知らなかったら途中で脚が終わってましたね。
心が折れる方が先かも?
ウルトラマラソンの秘訣は「メンタル7割実力3割」だそうです。
下見終了後、ご飯を食べに駅の方に戻ってきました。
前夜のご飯はお蕎麦にしようと思ってまして。
で、街中をプラついてたんですが・・・お蕎麦屋さんは閉まってました。
代わりに食べたのが「高山ラーメン」
魚介系の出汁の醤油ラーメンでしたね。
チャーハンも付けてカーボローディング!
銭湯を見つけてお風呂に入って車中泊。
3時間ほどしか眠れなかったです・・・
で、3時半会場入り。
5時15分スタートなので荷物を預けたり、着替えをしたりして準備をします。
NHKBS1でやってる「ランスマ」の撮影が行われてました。
7月18日(土)と25日(土)に前後編で放送されるようです。
ウルトラでも仮装をするツワモノもいるんですね。いや、キワモノ?イロモノ?w
まぁこの中の大根の方は知る人ぞ知る有名人なんですけどね。
4時45分に100kmの一部が、5時に2部がスタートし、71kmが5時15分にスタート。
長い旅の始まりです!
ちなみに制限時間は100kmは14時間、71kmは11時間です。
そう考えると24時間マラソンはかなり余裕がありますね。
これだけマラソン人口が増えて、しかも今回の大会でも100kmを1200人が完走してるんで24時間マラソンのすごさが薄れてきているような気が・・・
そろそろ別のチャレンジが見たい気がします。
早朝にもかかわらず沿道には応援の方がいてくれました!
ありがたいことです。
なかにはこんなハイテンションな方もw
前夜の晩御飯を食べたお店発見
分かりにくいですが「さるぼぼ」の仮装で応援してくれてました。
商店街を抜けて古い街並みへ
いい雰囲気の町ですね♪
でも側溝のふたがないので要注意!
何屋だろう?
こういう年配の方の応援が一番好き!
あっという間に第1エイド。
とはいえ6kmほど走ってますが。
ウルトラは先が長いので息が上がらない、ゆっく〜りなペースで進むようにしています。
キロ7〜8分くらいを目安に。
ここから緩やかに登りが始まり、田園風景の中を走っていきます。
1時間半で10km通過。
4〜6km置きにエイドが設置してくれてありますが、塩と梅干しが必ずありました。
塩はナトリウム補給で筋肉のけいれん防止に、梅干しはクエン酸を含み疲労回復に効果的です。
これからに季節、外で仕事される方はこの二つは必携ですよ。
ここから「美女高原」という場所に向かって一つ目の坂が始まります。
登ってる感じ分かりますか?
15km地点。この辺りで坂道を歩き始める方がいました。
僕も普段なら無理せずに歩くくらいの傾斜です。
しか〜し!この先30kmから始まる激坂が待ち構えているので、この程度で歩くわけにはいきません!
美女高原到着。
美女は待ってませんでしたがリンゴジュースが待ってましたw
この先一度林道を抜けて田舎の集落あたりを走ります。
三輪バイクを押しながら応援してくれるおばあさん。
オタマジャクシを探す女の子
近寄ってきて逃げ出す子猫
大きな農家の庭先につながれた柴犬
どれも田舎らしさがいい感じの風景ですね。
2時間45分で20km。
先行く女性二人、ずっとしゃべってましたw
でも、この人と話せるペースっていうのは一番いいペースなんです。
だからこのお二人をペースメーカーにして走りましたw
3時間ほどで第1関門の「道の駅ひだ朝日村」到着。
この時点で疲労度は10段階の「2」くらい。
ここではパンなどの食べ物が充実してました。
おにぎり。
このおにぎり、後ほど大変なことが発覚しました。
yahooのトップニュースにも出てましたが、腐敗臭がしたとのことで回収されたみたいです・・・
2個ほど食べましたが分からなかったですけどね?
ここに到達するまでにお腹壊してトイレ行ってたんで、当たっても分かりませんけどもw
名物らしい「よもぎうどん」
こういう道の駅で食べれるご当地メニュー大好きです!
最近嫁さんとお出かけするときもSAや道の駅めぐりが多いですね♪
続いて目指す場所は「カクレハ高原」
この高原から先が難所です。
天気予報は曇りなんて言ってましたが、いい天気、いや「良すぎる天気」でしたね・・・
気温があまり上がらなかったのが幸いでした。
すずらん型の街灯がかわいらしい♪
たまに個人エイドを出してくれてる方もいました。
非常に助かります!
カクレハ高原のエイド到着。
ちょっと大きなエイドには必ずゆるキャラがいましたw
ここはトウモロコシが有名なんでしょうか?
でも用意されてた食べ物は「ほうれん草のおひたし」
3時間10分で30km通過。
さぁてここからの10kmで標高400m登らなくてはなりません!
あらかじめ下見でどれほど過酷か分かっていたのでペースを落として走りました。
キロ10〜11分てとこでしょうか。
平地を歩くのと同じくらいのスピードですが、先行く歩いてる方たちを抜いていける速さです。
あまりの激坂に思わず笑ってましたw
周りの人から見たらさぞかし気持ち悪かったと思います・・・
坂は鈴鹿スカイラインに近い感じかな?
坂の途中のエイドはまさに天国!
でも傍らではランナーが捨てていったゴミを分別されていました。
この大会はゴミをちゃんとゴミ箱に捨てる方が多い(多くのマラソン大会ではゴミ箱に捨てないランナーも多い)と聞いていましたが、分別ごみ箱に分けて捨てる方はまだまだ・・・みたいですね。
これは大会に参加させていただいてるという意識が少ない、お金を払ってるんだからという誤解をしているランナーがまだまだ多いということなのでしょうか。
色々な大会で何度か大会ボランティアをさせていただきましたが、ランナーのマナーひとつで大会の印象はガラリと変わります。
ランネットの批評などで見るマイナスな意見、改善点は主に大会側よりもランナーのモラルの低さが原因のことが多いですね。
自分も気をつけなければと感じました。
さぁて35km地点。
まだまだ激坂は続きます・・・
こんな時は遠くの山を見て気分を変えますw
岐阜県はいい山が多いですね♪
5時間半。第2関門到着!
エイドで食べた冷やし甘酒が美味しかった♪
ウルトラでは長く走り続けるために食べることが大切です。
食べないと確実にダウンしてしまいます。
ですが、食べ物が胃の中でシェイクされると胃壁を傷つけてしまうことがあります。
それを防止するために胃薬を飲んで胃の粘膜をカバーするようにしておきました。
が、このエイドの手前辺りから胃の調子がおかしくなってきてたんです。
胃が働かなくなると栄養が吸収されなくなるので走れなくなってしまいます・・・
幸いこのエイドでは温かい豚汁が用意されていたので、汁だけいただいたところ胃の具合が戻ってきました♪
なるべく固形物は食べずに、持参したエネルギージェルを摂るようにはしてたんですが。
冷たい飲み物ばかり飲んでいて冷えたせいかも知れなかったですね。
この時点で制限時間まで1時間ほど余裕があります。
ここではあらかじめ預けてあった着替えや荷物が受け取れます。
おそらく汗冷えしてもしてお腹を壊したのでTシャツを着替えて、足のテーピングを補強しておきました♪
この先は10km続く激坂下りなのでw
ジェルも補給して必要なさそうなものを袋に入れておけば、ゴールまで運んでくれます。
ゆっくり20分ほどかけて着替えをしているうちに胃の具合もよくなってきたので助かりました。
長くなるのでその2に続きます。
ここにいたこのゆるキャラはなんだったんだろうかw?
2015年06月08日
第4回飛騨高山ウルトラマラソン 71kmの部 レース編その1
posted by カン整体整骨院 at 23:47| Comment(0)
| 治療
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