廣田です。
久しぶりの更新になってしまいました。
11月からマラソンも登山もお休みしていたのでネタが無かったというのが正直なところ・・・
その間何をしていたかというと、狩猟を始めていました。
いわゆる猟師です。ハンターです。
休日に山にシカやイノシシを捕りに行っています。
常連の患者さんからは「また新しいこと始めたの?」とあきれられてますが(笑)
施術中の雑談で猟の話をすることはあるんですが、写真が一般向けではないのでブログは自主規制してました。
それでも興味を持って話を聞いてくださる方が意外と多くてビックリしています。
特に女性の患者さんが多いですね。
「ジビエ」が女性に人気だというのは本当なんだなと。
特に聞かれるのが調理法。
そこで、僕が作った調理例を記載していこうと思います。
「鹿肉のしぐれ煮」
先輩の猟師の方にすすめられた食べ方です。
保存もきくし、肉が柔らかくなるので食べやすいとのことでした。
しっかり煮込むのでスジ肉が適しているとのこと。
そこで使用したのが首肉です。
大きなブロック肉を一口大に刻んでいきます。
生肉を扱う際にはビニール手袋を着用してます。
最初にショウガを入れた鍋であく抜きをします。
こうすることで独特の匂いの原因である血抜きがしっかりできます。
ありえない量の灰汁が出るのでそのまま茹でこぼします。
その後、醤油や酒で味付けをして圧力なべで煮込めば完成。
ホロホロと崩れるくらい柔らかいので、ふりかけのようにも使えます。
鹿肉の定番料理だそうです。
猟を始めたころはこればかり作ってました。
友人に配ったりしてましたが、評判は良かったですね。
そもそも猟師になろうと思ったきっかけがジビエでした。
5年ほど前にダイエットと実験を兼ねてベジタリアン生活を1年半ほどしていました。
実験というのは、海外のトレイルランナーでベジタリアンの方が多く、それでいてメチャクチャ長い距離を速く走るというのに興味を持ったからです。
はたして肉を食べなくても大丈夫なのかを検証してみようと思ったんです。
ベジタリアンにも段階があり、乳製品・卵・魚・肉の順でどこまで制限するかで分類されます。
僕は乳製品・卵・魚は食べるけども肉類を食べないベジタリアンを選びました。
ペスコ・ベジタリアンというそうです。
魚を規制すると出汁もダメになっちゃうらしいので。
そんな生活を続けた結果、体重は5kg以上落ちて、マラソンも楽に速く走れるようになりました。
自分の実力の割りにですが・・・
以前は嫌いだったネギやイモも食べられるようになりいいことずくめでしたね。
難点を挙げるとすると、家族や友人との食事が制限されることですね。
特に外食が難しかったです。
気を遣わせることが多くて申し訳なかったですね。
そんな生活を続けていたある日、知人からイノシシ肉をもらってくれないかと言われました。
どうしようか悩みましたが、なかなかお目にかかれないものだし食べてみようと。
シンプルに塩こうじで漬け込んだものを焼き肉にして食べました。
「めっちゃ美味しい!」
久しぶりの肉だったからか、イノシシ肉が特別だったのか、とにかく美味しい!
この瞬間、ベジタリアン生活は終了しました(笑)
イノシシ肉を食べられるところを探すよりも、自分で捕りたいと思ったのが始まりでした。
他にも猟師になるきっかけはあるんですが、その話はまた後日。
2018年02月22日
ジビエ 鹿のしぐれ煮
posted by カン整体整骨院 at 18:35| Comment(0)
| 院長
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